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【愛媛/研修/SD】大学人・社会人としての基礎力養成プログラム研修(レベルⅡ)
日時 : 2019年06月27日(木) 〜 2019年06月28日(金)
場所 : 愛媛大学 工学部 大会議室(工学部本館3階)
【受講定員】 30名
【主な対象者】 係長・主任相当級の職員
【対象校】 SPOD全加盟校
【講師】 中井俊樹,竹中喜一,吉田一惠,河野太志,砂田寛雅,高木佳代子(愛媛大学), 新名敏弘(聖カタリナ大学),井村公一(高知工科大学)
【目標】 高等教育機関の職員として一般的に求められている広汎な素養を習得することができる。
【内容】
■高等教育論
*概要(目的)*
・効率的な日常業務処理だけにとどまらず,大学及び高等教育政策の全体を視野に入れ,
将来の方向について積極的に議論できる素養を身につける。
・日本の高等教育の歴史とポイントを理解し,現在の様々な大学の改革や取組への繋がりを理解する。
・大学を取り巻く様々な政策を理解し,大学改革において必要とされるマネジメント力を
発揮できるようになるための基礎を養う。
*目標*
・高等教育の歴史と伝統について説明できるようになる
・高等教育機関の教育と運営の制度の特徴を説明できるようになる
・高等教育機関を取り巻く環境について説明できるようになる
・高等教育の現状を理解することで中堅職員としての役割と課題を説明できるようになる
■部下育成実践
*概要(目的)*
・業務を円滑に遂行するために,他者を理解したコミュニケーションスキルを身につける。
・組織のミッションやビジョンの達成のために,リーダーとフォロワーが互いに良い影響を与え合い,
その相乗効果によってチーム力が高まることを学ぶ。
・中堅職員としてチームの業務を滞りなく遂行するために,他者のメンタルヘルスへの対応の
仕方について学ぶ。
*目標*
・部下を育成する必要性について,自分の言葉で述べられるようになる
・部下を育成するために必要な3つのコアスキルを列挙することができる
・部下の育成に関する組織の課題を把握し,解決策を考えることができる
■危機管理実践
*概要(目的)*
・大学職員に求められる権利・義務を理解した上で,事件・事故等の対処方法・予防策の
構築方法を学ぶ。
*目標*
・大学における危機管理とは何かについて説明することができる
・事件・事故等に自ら判断を行い,対処することができる
・事件・事故等の予防対策を構築することができる
■企画力育成実践(昨年度はプロジェクト・マネジメント実践として開講)
*概要(目的)*
・集団による問題の解決、アイディア創造,教育現場における知的創造活動を支援・促進するために
必要なスキルを学ぶ。
・効果的・効率的な会議を実施するために必要な運営手法を学ぶ。
*目標*
・特定の課題を解決のための企画を立案することができる
・効果的・効率的な会議運営を行うことができる
【受講者の声】
◆高等教育論
・高等教育史について学んだことはなかったため,興味深かった。
・普段あまり意識せずに仕事をしていたので,歴史を知った上で業務を行う重要性を感じました。
◆部下育成実践
・初めて部下を持つ立場になり,備えるべき知識や資質を学ぶことができ,
モチベーションアップにつながった。
・部下育成実践については,上司としてどうあるべきかを学び,今より仕事が円滑に進んで
いくように思える。
◆危機管理実践
・自学で行った場合にどう行動できるか,考えるきっかけになった。
・具体的な事例を元に,他大学の職員の方と考え方について意見交換することができた。
・シミュレーションをやることで想定していないことを体験できた。
◆企画力育成実践(昨年度はプロジェクト・マネジメント実践として開講)
・プロジェクトの企画・立ち上げから成功へ向けてのプロセスを段階を踏んで学ぶことで,
日常業務で無意識に行っていたことを学べた。
・会議を円滑かつ議論を目指していた結論へ導くために,事務職員として何をすべきか考える
きっかけになった。
・指示を受けて仕事をすることが多かったが,これからは自らが指示する立場,もしくはそれを
サポートする立場となることが増えてくるので,このような講義はとてもためになった。
【主催】 愛媛大学,四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD)
【申込締切】 要問い合わせ
【申込・問合せ先】 愛媛大学 教育学生支援部教育企画課 E-mail: spod@stu.ehime-u.ac.jp