SPOD四国地区大学教職員能力開発ネットワーク

Shikoku Professional and Organizational Development Network in Higher Education

PROGRAM 研修プログラム

プログラム番号:I-016

【愛媛/研修/FD】大人数講義法の基本(遠隔配信のみ)

日時 : 2019年09月10日(火) 10:00 〜 12:00
場所 : 遠隔配信先の加盟校

【受講定員】 遠隔受講なので、配信システムと各大学の受信設備が許す限り、制限はありません。   

【主な対象者】 教員、とりわけ講義を受け持つようになって間もない教員。また、職員の参加も大歓迎します。  

【対象校】 SPOD全加盟校(愛媛大学からの遠隔配信を受信できること、または受信できる施設にて受講すること)。ただし、愛媛大学内では受講できません。  

【講師】 小林直人(愛媛大学学長特別補佐、教育企画室長)  

【目標】

学生数100人規模以上の大人数講義でも、分かりやすく知的緊張感があり、学生が参加する授業を実践するための、様々な授業スキルを身につけます。  

【内容】

1.大人数講義のメリットとデメリットについて考えます。また、なぜ大人数講義が必要なのか、大人数講義のデメリットをどうやったら克服できるのか、についても考えてみます。

2.アクティブラーニングの授業スキルは大人数講義室でも実践できます。そのために必要なことは何なのか、参加者の経験をもとに考えます。

3.大人数講義用の階段講義室にいるつもりになって、簡単なグループワークを経験してみます。

4.大人数の階段講義室で学生に小さなグループを作ってもらう方法や、学生が討論しやすい環境を提供する方法について、前項の経験を元に考えます。

5.学生の発言を促すための授業スキルを紹介します。また、学生に質問を投げかけて学生間や教員とのやりとりをするための具体的な方法を考えます。

6.ワークシート等を準備しそれに学生に書きこませることで、学生同士の相互の学びを促す授業スキルを紹介します。

7. 黒板/白板への板書や、配布物(プリント、ハンドアウト)の工夫について、具体的な事例を紹介します。

8. 上記のようなアクティブラーニングの授業スキルを自分の講義にどのように導入できるか、考えます。  

【準備物】 特にありませんが、ご自分の講義で工夫されていること、あるいはお困りのこと、などを講習の場で他の参加者と共有できることが望ましいです。   

【参考資料】 佐藤浩章編(2010)『大学教員のための授業手法とデザイン」(玉川大学出版部) 中井俊樹編(2015)『アクティブラーニング』(玉川大学出版部) 中島英博編(2016)『授業設計』(玉川大学出版部)  

【受講者の声】

・大人数講義でもアクティブラーニングが行えることが実感できてよかったです。授業を見る視点がいろいろと増えたため,授業改善につながるように思います。  

【主催】 四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD)  

【申込締切】 要問い合わせ  

【申込・問合せ先】 愛媛大学 教育・学生支援機構 教育企画室 E-mail: opar@stu.ehime-u.ac.jp

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