SPOD四国地区大学教職員能力開発ネットワーク

Shikoku Professional and Organizational Development Network in Higher Education

PROGRAM 研修プログラム

プログラム番号:I-021

【愛媛/研修/SD】大学人・社会人としての基礎力養成プログラム研修(レベルⅢ)

日時 : 2019年09月25日(水)  〜 2019年09月27日(金)
場所 : 愛媛大学 共通講義棟B CRI-1講義室

【受講定員】 30名  

【主な対象者】 課長・課長補佐相当級の職員  

【対象校】 SPOD全加盟校  

【講師】 中井俊樹,野本ひさ,阿部光伸,竹中喜一,吉田一惠(愛媛大学)  

【目標】 高等教育機関の職員として一般的に求められている広汎な素養を習得することができる。  

【内容】

■戦略策定と組織運営

 *概要(目的)*

  ・管理職として必要な高等教育政策や制度に関する知識を学ぶとともに、政策策定や改善策の

   企画・提案を行うために必要な考え方及び手法を学ぶ。

 *目標*

  ・高等教育機関の戦略の特徴と類型を説明することができる
  ・高等教育機関の戦略策定の基本的方法を説明することができる
  ・高等教育機関の組織的特徴を理解し、自分の言葉でまとめることができる
  ・高等教育機関の組織運営を理解する枠組みを説明できるようになる
  ・戦略策定と組織運営の知見を実際の事例に活用することができる

■メンタルヘルス・ラインケア実践

 *概要(目的)*

  ・組織の健全なメンタルヘルス環境を整えるために必要な方策を学ぶ。

 *目標*

  ・管理職の果たすべき役割について説明することができる
  ・組織のメンタルヘルス環境を整えることができる
  ・メンタル不調者に適切な対応ができる
  ・職場復帰の支援ができる

■人材マネジメント(人材育成論,人事評価実践論を含む)

 *概要(目的)*

  ・組織運営のため,求められる人材像を明らかにし,それに基づく人材マネジメントの手法を学ぶ。

  ・組織運営のため,人事評価は,単に個人の能力・成果を評価することではなく,

   人材育成の一方策であることを学ぶ。

 *目標*

  ・人材マネジメントのフレームワークを説明することができる
  ・人材育成のために人事評価を活用することができる
  ・職場の活性化を促す提案をすることができる

■危機管理特論

 *概要(目的)*

  ・大規模災害,テロ等の緊急事態に遭遇した場合において,損害を最小限にとどめつつ,

   中核となる事業の継続、早期復旧を可能とするための事業継続計画(BCP)について学ぶ。

 *目標*

  ・管理職の果たすべき責任について説明することができる 
  ・危機管理対応,管理体制の対応策を構築することができる  
  ・危機管理に関する事前・事後の対応策を構築することができる
  ・優先して継続,復旧すべき中核事業を特定することができる
 

【受講者の声】

  ◆ 戦略策定と組織運営
   ・「戦略策定と組織運営」で時系列で教育政策を見る機会を与えていただき,

   今後の参考となりました。
   ・戦略の定義を初めて知った。
   ・将来に向けての経営戦略について(競争相手,何を巡ってか,状況判断等)分かった。

  ◆メンタルヘルス・ラインケア実践
   ・すぐ応用できる内容だった。
   ・傾聴と共感(テクニックより相手を理解する姿勢)が大事だと分かった。  

  ◆ 人材マネジメント
   ・ワークにおいて,書こうと思っていなかった自組織の問題点が話し合いの中で

    明らかになったことがとても興味深かった。

  ◆危機管理特論
    ・危機管理特論について,災害訓練は指示される側なので,指示する側の

     シミュレーションは新鮮でした。連絡員の存在も良く,「そういう返事が来たか」

    というものもあり,シナリオ非提示型はとても良かったです。 

 

【主催】 愛媛大学,四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD)  

【申込締切】 要問い合わせ  

【申込・問合せ先】 愛媛大学 教育学生支援部教育企画課 E-mail: spod@stu.ehime-u.ac.jp

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