SPOD四国地区大学教職員能力開発ネットワーク

Shikoku Professional and Organizational Development Network in Higher Education

PROGRAM 研修プログラム

プログラム番号:T-005

【徳島/研修/FD】授業設計ワークショップ

日時 : 8月19日 12:30~17:45,8月20日 9:00~15:00
場所 : 徳島大学常三島キャンパス 地域創生・国際交流会館5階 フューチャーセンターA.BA 等

【受講定員】30名
【主な対象者】新任教員,授業方法や授業設計を学びたい教員,参加を希望する教員
【対象校】SPOD全加盟校
【講師】徳島大学 高等教育研究センター教員

【目標】
1.FD活動の理念,活動計画を理解することができる
2.授業を計画し,実施し,評価する方法を体得することができる
3.授業研究の仕方を理解し,実践することができる
4.FD参加者同士の仲間づくりができる

【内容】
<1日目>
1.オリエンテーション
・はじめに(副学長より挨拶)
・進め方とスタッフ紹介
・研修のねらいと意義
2.アイスブレイク「課題・目標設定」
・参加者自己紹介・交流
3.ワーク「授業設計の基本」
・アクティブ・ラーニングの理論と効果
・成績評価の意義・方法
・学生の学習を促す授業方法
4.ワーク「自身の教育理念」
 ・授業で大切にしていること
5.講義・ワーク「授業計画」
・シラバス・授業計画書の書き方
・シラバス・授業計画書の修正 
・2日目の模擬授業の進め方について

<2日目>
6.模擬授業実施(グループで実施)
・FD委員紹介,流れの確認
<模擬授業の流れ>(1人約25分×4人(休憩適宜))
・シラバス・授業計画書等の紹介(5分)
・模擬授業の実施(15分)
・授業検討会(10分)
  →チェックリストをもとによかった点,改善点等を検討する。
7.模擬授業の振り返り
 ・模擬授業検討会を受けて授業の改善点
 ・今後のアクションプラン
8.プログラムのまとめ
・講評
・教育力開発コースの意義・内容
・修了証書授与
・アンケート
・おわりの言葉

※講義部分を事前にビデオ教材で学習して研修に参加する,反転研修形式で実施します。また,ビデオ教材を基にした事前課題が課されます。

【準備物】
事前に普段の授業(あるいは今後担当予定,担当したい授業)のシラバス,ある日の授業計画(講義1回分)の準備が必要になります.また,参加者全員が模擬授業を行いますので,ご自身が選ばれた担当授業の中からワンシーンを選び,スライドや資料(使用される方のみ)をご準備頂くことになります.

【参考資料】
・中島英博 編者(2016)シリーズ教授法1『授業設計』,玉川大学出版部.
・佐藤浩章 編者(2017)シリーズ教授法2『講義法』,玉川大学出版部.
・中井俊樹 編著(2015)シリーズ教授法3『アクティブラーニング』,玉川大学出版.
・中島英博 編著(2018)シリーズ教授法4『学習評価』,玉川大学出版.
・佐藤浩章監訳(2014)「大学教員のためのルーブリック評価入門」,玉川大学出版部.

【受講者の声】
◆学生がシラバスを見ているということを知れ,シラバスの書き方についても勉強になった。今後自分の授業を改善するいいきっかけになった。
◆オンラインを運営の先生方や参加の先生活用されていて参考になった。オンラインならではの良さもあった。対面でも参加してみたかった。
◆違う分野の先生の講義を見ることができた。前期のオンライン授業に関する学生のアンケート結果や意見など,最新の情報を知ることができた。
◆自分の授業がどういう位置づけにあり,自分が何をしなければいけないか,が明確になりました。

【主催】徳島大学 FD委員会
【申込締切】要問合せ
【問合せ】徳島大学学務部教育企画室 E-mail:kykikakuk@tokushima-u.ac.jp

PAGE TOP