SPOD四国地区大学教職員能力開発ネットワーク

Shikoku Professional and Organizational Development Network in Higher Education

PROGRAM 研修プログラム

プログラム番号:I-016

【愛媛/FD】学生の学びやすさと学習意欲を高める授業設計-課題分析図の活用-

日時 : 2025年09月09日(火)
場所 : 愛媛大学城北キャンパス

【受講定員】24名
【開催方法】対面
【主な対象者】教員
【講師】仲道雅輝(愛媛大学 教育・学生支援機構)


【目標】
1.学習目標を行動目標として明確に表現できる。
2.自身の教授内容の課題分析図が作成できる。
3.課題分析の結果をもとに,授業構成の改善案を立てることができる。


【内容】
学生の学びやすさと学習意欲を高めるために,いくつかのID(インストラクショナル・デザイン)理論を用いて授業設計の手法を学びます。学習意欲は,学びやすさによって維持・促進され,動機づけによって高めることができます。学びやすさや意欲を設計するためには,教員が自身の教授内容を明確にし,学生目線で再構築する作業が必要です。その第一段階として,学生に対して「この授業で何ができるようになればよいのか」が具体的に伝わる学習目標を提示します。次に教員の頭にある既に構成された教授内容を一旦分解します。これを課題分析といい,分解した学習要素をより学びやすく,意欲の向上に効果的な学習順序になるよう再構築します。本プログラムでは,課題分析のワークを通じて,これからの授業改善に役立つヒントを持ち帰っていただきます。

【準備物】ご自身のシラバスもしくは授業計画等をご持参ください。


【参考資料】
R.Mガニェ・w.w.ウェイジャー・K.C.ゴラス・J.M.ケラー著,鈴木克明監訳(2007)『インストラクショナルデザインの原理』(北大路書房)
鈴木克明著(2004)『教材設計マニュアル…-独学を支 援するために-』(北大路書房)
関田一彦・渡辺貴裕・仲道雅輝(2016)『教育評価との付き合い方-これからの教師のために』(さくら社)


【主催】愛媛大学 教育・学生支援機構 教育企画室
【申込締切】開講日2週間前
【問合せ】愛媛大学 教育・学生支援機構 教育企画室 E-mail:kiyoiku@stu.ehime-u.ac.jp

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