SPOD四国地区大学教職員能力開発ネットワーク

Shikoku Professional and Organizational Development Network in Higher Education

PROGRAM 研修プログラム

プログラム番号:

【愛媛/研修/FD・SD】動機を高め記憶に残る講義法ー理解・記憶・動機づけの理論ー

日時 : 2013年08月27日(火)
場所 :

動機を高め記憶に残る講義法ー理解・記憶・動機づけの理論ー
 
【目標】
1.知識獲得のメカニズムを図を使って説明できる。
2.理解を促す3つの教授技法を説明できる。
3.記憶を促す3つの教授技法を説明できる。
4.動機を促す3つの教授技法を説明できる。
5.自らの授業において,理解と記憶と動機を促進するためにすべきことを1つ以上,見出すことができる。

【内容】
 新しい教育方法としてアクティブ・ラーニングが推奨されています。しかしながら,単に学生を活動に参加させるだけでは,アクティブ・ラーニングにはなりません。一方,様な制約から講義法で授業を教えなければならないこともありますが,講義法においても,アクティブ・ラーニングを取り入れることは可能です。行動だけではなく思考においても
アクティブに学習させるためには,人間の認知のメカニズムを踏まえた,授業設計を行う必要があります。
 本プログラムでは,2011年に実施したSPOD内教員ニーズアンケートでも要望の高かった,「理解と記憶と動機づけ」に関わる心理学等の理論を,どのように授業に活用できるのかを学習します。理解する,記憶する,忘却する,学習動機を高めるとは,どういうことなのか。さらに理解や記憶を促し,忘却させない授業,動機を高める授業を設計するための工夫について考えます。レクチャーをベースに適宜ペアワーク,グループワークを入れ込みながら進めていきます。
はじめに.マイクロティーチング(1回目)
1.講義法の意義
2.知識獲得のメカニズム
3.理解のメカニズム
  3-1.既有知と関連づける
  3-2.精緻化する
  3-3.注意を喚起する
4.記憶のメカニズム
  4-1.繰り返す
  4-2.意味づける
  4-3.構造化する
5.動機のメカニズム
  5-1.目標達成を促す
  5-2.自信をつける
  5-3.学習を自己制御させる
おわりに.マイクロティーチング(2回目)


【対象者】 
 教える仕事に就いている全ての教職員,学習者の理解と記憶と動機を高めたい教職員

【対象校】
 SPOD全加盟校

【講師】
 佐藤浩章(愛媛大学教育企画室)

【日時】
 8月27日(火)13:00~17:00

【場所】
 愛大ミューズ1階アクティブ・ラーニングスペース2
 【主催】
 愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室(教職員能力開発拠点)
【締切】
 要問い合わせ
【申込先・問合先】
 愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室
 E-mail: info@iec.ehime-u.ac.jp

 

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