SPOD四国地区大学教職員能力開発ネットワーク

Shikoku Professional and Organizational Development Network in Higher Education

PROGRAM 研修プログラム

プログラム番号:

【愛媛/研修/FD】ジグソー学習法入門

日時 : 2018年05月08日(火) 10:00 〜 12:00
場所 : 愛媛大学城北キャンパス愛大ミューズ1階アクティブ・ラーニングスペース2

  【受講定員】 20名

  【主な対象者】 学生の学びを向上させるために「ジグソー学習法」の活用を検討している教員

  【対象校】 SPOD全加盟校

  【講師】 村田晋也(愛媛大学教育企画室)

  【目標】

1.ジグソー学習法の基本的な仕組みについて説明できる

2.ジグソー学習法を用いたグループワークの進め方を体験し、授業での活用を検討できる

  【内容】

社会心理学者K. レヴィンをはじめとした集団力学を専門とする研究者たちによってこれまで種々実証されてきたように、グループワークは、受講者が学習に対する積極的な姿勢を抱けるよう変化を促すのに有効な手法として注目されてきました。とりわけ同手法は近年、学校教育の場で広く導入されつつあることは周知のとおりです。しかし、一言で「グループワーク」とはいっても、その実践方法は玉石混淆であるのが実態です。

そこで本講では、それら数ある手法のうち、高い効果が得られるとして良く知られているやり方の1つを体験して頂ければと考えています。これは、社会心理学者E. アロンソンが1978年著書The Jigsaw Classroom(松山安雄訳『ジグソー学級 生徒と教師の心を開く協同学習法の教え方と学び方』)の中で提唱した「ジグソー学習法」なるもので、この学習法を用いた授業の進め方とその効果を皆さまに紹介することを本セミナーの主たる目的としています。

  【参考資料】

・E.アロンソン著・松山安雄訳(1986)『ジグソー学級 生徒と教師の心を開く協同学習法の考え方と学び方』(原書房)

・E.アロンソン他著・昭和女子大学教育研究会訳(2016)『ジグソー法ってなに?みんなが協同する授業』(丸善プラネット)

  【受講者の声】

○グループワークとは何か?ということがわからなかったが、この講義を通じて答えられるようになった。

○ジグソー法のアウトラインを理解することができた。

○協同学習、ジグソー学習を実際に行いながらワークショップを進めることができ、流れがつかみやすかった。

  【主催】 愛媛大学 教育・学生支援機構 教育企画室

  【申込締切】 5月1日(火)

  【申込・問合せ先】愛媛大学 教育・学生支援機構 教育企画室

E-mail: opar@stu.ehime-u.ac.jp

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