SPOD四国地区大学教職員能力開発ネットワーク

Shikoku Professional and Organizational Development Network in Higher Education

PROGRAM 研修プログラム

プログラム番号:

【愛媛/研修/FD/SD】学生の学びやすさと学習意欲を高める授業設計-課題分析図の活用-

日時 : 2018年05月10日(木) 13:00 〜 15:00
場所 : 愛媛大学城北キャンパス愛大ミューズアクティブ・ラーニングスペース2

  【受講定員】 24名

  【主な対象者】 教職員

  【対象校】 SPOD全加盟校

  【講師】 仲道雅輝(愛媛大学教育企画室)

  【目標】

1.学習目標を行動目標として明確に表現できる。

2.自身の教授内容の課題分析図が作成できる。

3.課題分析の結果をもとに,授業構成の改善案を立てることができる。

  【内容】

 学生の学びやすさと学習意欲を高めるために,いくつかのID(インストラクショナル・デザイン)理論を用いて授業設計の手法を学びます。学習意欲は,学びやすさによって維持・促進され,動機づけによって高めることができます。学びやすさや意欲を設計するためには,教員が自身の教授内容を明確にし,学生目線で再構築する作業が必要です。その第一段階として,学生に対して「この授業で何ができるようになればよいのか」が具体的に伝わる学習目標を提示します。次に教員の頭にある既に構成された教授内容を一旦分解します。これを課題分析といい,分解した学習要素をより学びやすく,意欲の向上に効果的な学習順序になるよう再構築します。本プログラムでは,課題分析のワークを通じて,これからの授業改善に役立つヒントを持ち帰っていただきます。

  【準備物】 ご自身のシラバスもしくは授業計画等をご持参ください。

  【参考資料】

関田一彦・渡辺貴裕・仲道雅輝(2016)『教育評価との付き合い方-これからの教師のために』(さくら社)

  【受講者の声】

・学習目標の記述の具体例が示され大変参考になった。

・教材の内容のみではなく、学習内容の再構造化が大切だと分かった。

・イメージしやすい説明で大変有意義でした。

・集中力が途切れずに受けられ、研修会自体が授業の参考になった。

・簡単な演習が入っていたので考えるトレーニングになった。

・質問に丁寧に答えていただけた。

  【主催】 愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室

  【申込締切】 5月1日(火)

  【申込・問合せ先】 愛媛大学 教育・学生支援機構 教育企画室

E-mail: opar@stu.ehime-u.ac.jp

PAGE TOP